細穴加工機
demeburogu
まめとだんご
製品形状に対して全体にクリアランスをつけないで電極をつくる方法
全体クリアランス加工しないで電極を作成すればR寸法は図面とおなじになります。
全体にクリアランスをつけない電極とはどのような時につかいますか?
設計者の考え方によりますのでどのような時とはないです。
放電加工でR寸法が小さい(R0.1~R0.2)加工や角度加工(合わせ加工)の時はクリアランスつけない電極が多いです。
製品仕上寸法Ф20の時は放電ギャップG-0.2電極寸法はФ19.6でつくります。
全体クリアランスをつけないで電極で加工放電ギャップを製品寸法からマイナスさせて作ります。全体にクリアランスをつけないためR寸法は製品寸法と同じR3.5になります。
放電加工でRが小さいR0.2などは全体にクリアランスつけないで電極をつくることが多いです。
この電極も放電ギャップを内側によせてつくります。
拡大図
放電ギャップを内側によせて電極をつくっています。
角度部(合わせ部)形状部も放電ギャップ分内側によせて電極をつくることが多いです。球揺動で電極をつくるとコーナー部に揺動分のRがついてしまうためです。