第3回 あて板を作ってみよう
ペーパーあて材をつくってみよう
あて材を使えば磨きやすくなります。
第2回で指だけで磨くと力が一点に入らないので面が波打ってしまうという話をしました。
その原因は、指が柔らかいために力が均等に入らないためです。
今回はそれを解決するためにあて板をつくってみましょう
あて材は身近にある割り箸や竹串などの先端にペーパーをつけて磨くものです。
一緒に作ってみましょう。
この記事で伝えたいこと
・指だけで磨けない部分があることの話
・身近な材料であて板が作れる
・形に合わせたあて材の選び方と作り方
そもそも「あて材」って何?
磨くとき、ペーパーを指だけで磨いていませんか、磨き面の感覚がわかるにはとてもよいのですが・・・
実際には指は柔らかいので、どうしても均等に力が入らないのと角部やエッジ磨きには向いていないです。
あて材とは、ペーパーの力を均等になり磨き面が綺麗になるものと思ってください
指だけで磨くと
・面が波打ってしまう
・角がつぶれやすいのと隅部には向いていない
あて材を使って磨くと
・磨き方向が均等になる
・隅部も綺麗に磨ける
・角がつぶれにくい
あて材に必要な3つの条件
あて材に使う材料は、なんでもいいわけではありません。
次の3つを意識して選びましょう。
- 硬さがある
柔らかすぎると、指と同じで面が波打つ原因になります。 - 磨きたい形に合っている
平面には平らなもの、角には角があるものを選びます。 - ペーパーを抑えやすい巻きやすい固定しやすい
身近なもので作れるあて材
平面を磨くとき
割り箸・竹串
すぐ手に入って加工しやすいので、小さい平面に向いています。
アルミの角材
硬くて平らでズレにくいので、広い平面や本番の磨きに向いています。※アルミより硬い材質に限ります
木の角材
ホームセンターや100円ショップなどで購入できます。
割り箸あて材の作り方
・使用済みまたは新品の割り箸の先に30度から45度の角度をつけペーパーを抑えやすくする
角・エッジを磨くとき
竹串
細くて角に入りやすいので、細い溝や細かい角に向いています。
アルミ材
割り箸より硬いので角に垂直にあてられます。
割り箸の角の部分
加工なしでそのまま使えます。小さい角に使いやすいです。
少し丸みのある面を磨くとき(R部)
・割り箸の角にペーパーを押し当てるようにして磨く R部は指のほうが現状は磨きやすい
ペーパーのつけ方
・あて板の幅に合わせて短冊状に切ったペーパーを2つ折り又は3つ折りにしてあて板の先で磨く(ペーパーサイズは磨き形状に合わせる)
・ペーパーの裏に両面テープをはりあて板に貼り付ける
あて材を形状に合わせて変えてみよう
磨く形に合わせてあて材の先を変えます
角を磨くため
あて板の先端を30度又は45度位にしてペーパーの面で磨けるようにす
よくある失敗と対策
ペーパーがすぐズレる
→ ペーパーの折り曲げ方や両面テープの固定が弱いもしくはペーパーの滑りがわるい
対策→ペーパーをしっかり折り曲げて磨く面とあて板に表面が当たるようにする。油などでペーパーの滑りをよくする
面が均一にならない
→ 同じ場所ばかり磨いているか角度を変えて磨いてみる
まとめ
あて材は「磨きの精度を決める土台」です。
・指だけで磨くと面が波打つ。
・磨く形に合わせてあて材を加工してみる
・ペーパーはしっかり固定してからスタートする
次回予告:第4回 磨きの順番
あて材が用意できたら、次はいよいよ「磨く順番」です。
・どの粗さのペーパーから始めればいいの?
・次のペーパーに変えるタイミングは?
・方向を変えながら磨くとはどういうこと?
正しい順番を知るだけで、仕上がりが全然ちがいますよ。
それでは、次回お会いしましょう。

